Backlogでサーバーの運用コストを見事削減!Sabeevoが語るクラウドサービスのメリット

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ソフトウェア開発・制作、デザイン制作を請け負う株式会社Sabeevoは、開発案件の管理と自社オウンドメディア「ロボットノート」の運営に Backlog を活用している。開発案件では Redmine を長年使っていたと語るのは同社代表の藤岡拓己氏。ツール自体の管理やコストという面で、 Redmine からクラウド型サービスへの移行を決意した背景についてお伺いした。

導入目的:プロジェクト管理ツールを自社サーバーからクラウドサービスに切り替えたい。 課題:自社サーバーでのプロジェクト管理ツールの運用は時間、費用的なコストがかかる。 効果:運用コストを見事に削減。機能面の簡易さからオウンドメディアの編集者もBacklogを活用。
業種:システム開発・ウェブサイト制作・デザイン制作・メディア運営 規模:1名ー10名 (2017年5月時点で社員数は10名) 導入部署:システム開発・メディア運営 利用期間:4ヶ月 利用しているヌーラボサービス:Backlog

―――御社の事業内容をお聞かせください。

Sabeevoは、ソフトウェア開発および制作とデザイン制作の2軸で事業を展開しています。全体の業務の7割が開発(システム・インフラ構築)で、3割がウェブ制作とデザイン業務です。さらに、自社オウンドメディア「ロボットノート」も運営しています。全体の社員は10名で、固定契約している外部ライターが8名とベトナムでSES契約を結んでいるエンジニアがいます。

―――Backlogを知ったきっかけについて教えてください。

Backlogを導入して4ヶ月が経ちます。最初に知ったのは、2012年に福岡で開催したRubyシリコンバレーミッションで知り合った、福岡のソフトウェア開発会社や電力会社から勧められたことがきっかけでした。他にも、システム開発案件でクライアントから依頼されて利用することがあったので、弊社で本格的に導入する前から使っていました。

クラウド型のプロジェクト管理ツールで、自社サーバーの運用で起きていた時間、費用的なコストを削減

―――導入したきっかけは何ですか?

導入前はRedmineを使っていました。使い勝手は良かったのですが、自社でサーバーを準備して運用するコストに課題を感じていました。クラウドサーバーやVPSを借りる手もありましたが、データの容量を逐一確認しなければならないので、全体的な維持や運用コストがかかるといった懸念がありました。他にも、ハードウェアの障害やセキュリティなどもろもろのコストを考えて、何か良いクラウド型のプロジェクト管理ツールに移行したいとずっと考えていたのです。

―――Backlogに移行した決め手は何でしたか?

サーバーの運用コストがかからないことに加えて、ガントチャートが使いやすいことが移行の決め手でした。30日間の無料お試しをして、Backlogはガントチャート機能の使い勝手が良かったので、導入を決意しました。プラグインを入れて機能を自由にカスタマイズができないという面もありますが、クラウドサービスを利用する上での多少の制約ということで許容しています。

―――現在、Backlogをどのようなプロジェクトで使われていますか?

社外と社内のプロジェクトでBacklogの利用方法を分けています。社外プロジェクトは、クライアントワークの開発案件のことで、タスクやプロジェクトの進捗の管理にBacklogを活用しています。社内では、自社開発の進捗管理とメディア運営に活用しています。

―――社外とのプロジェクト管理でBacklogをどのように活用していますか?

クライアントワーク時にBacklogを使う場面は、中受けを介さずに弊社が直に案件の依頼を受けた時と、クライアントがプロジェクトをあまり監視しないときが多いですね。また、Backlogと一緒にGitHubも使っています。

―――BacklogとGitHubをどのように使い分けているのでしょうか?

GitHubはリポジトリの管理や機能を実装する上で発生する、細かい作業の管理ツールとして使っています。Backlogはそれらの細かい作業を、ひとつの「タスク」としてまとめて、プロジェクト全体の進捗管理をするようにして使い分けています。

プロジェクト管理ツールに慣れ親しんでいない編集者やライターもBacklogで記事やタスクを管理

―――社内でのBacklog活用について教えていただけますか?

オウンドメディア、ロボットノートの記事管理とライター管理に活用しています。ライターの発掘と支払いはクラウドワークスで、編集者とライターの記事のやりとりや投稿に関する細々としたものはBacklogというように、ふたつを連携したワークフローにしています。 以前はタスク管理機能があるチャットツールでライターの管理をしていたのですが、タスクの割り当てや担当が曖昧だったり、仕事に関する大事な情報が流れやすかったりして、編集者とライターの間でタスク共有がうまくできなかったのです。今はBacklogにひと記事一タスクというような粒度で管理しています。

―――導入の効果はいかがでしたか?

ガントチャートがすごく良いです。開発者ではないクライアントへプロジェクトの進捗を報告するときに重宝しています。以前は、ガントチャートを作るときに専用ツールや表計算ソフトを使っていましたが、いまいちフィットしませんでした。 他にも、だれでもわかりやすいユーザーインターフェースも魅力ですね。メディアの編集者などプロジェクト管理にあまり慣れ親しんでいないメンバーでも使いこなせています。

―――今後のBacklogの活用計画を教えてください。

引き続き、メディアの運営に活用していきたいです。他にも、Backlogでリポジトリ管理もできるようにして、Backlog上の課題とソースコードを紐づけてひとつに集約できるようにしていきたいです。

―――ありがとうございました。

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