Cacoo x Adobe Meetup in Tokyoを開催!ワークフロー改善とHTML5化について

Cacoo x Adobe のコラボレーションイベント「Cacoo x Adobe Meetup in Tokyo」を渋谷のイベントスペース dots. にて、12月7日に開催しました。「Adobe Creative SDKとCacooを併用したワークフロー改善」というテーマで、Adobe Creative SDK テクニカル・エヴァンジェリスト Ash Ryan氏と Cacoo プロダクトオーナーの平山が登壇しデモを交えたキーノートスピーチをしました。当日のイベント模様をお届けします!

adobe_nulabAdobe Creative Cloud x Nulab のコラボレーションクッキーが来場者に振舞われました♪

Adobe Creative SDKとは?

Adobe Creative Cloudは、クラウドを活用したクリエイティブツールです。従来のデスクトップ版から、クラウド対応になったことで、スマートフォンやタブレットやウェブブラザでも使えるようになり、クリエイターの多様な働き方にあわせたサービスが提供できるようになりました。Adobe Creative SDKは、「Adobeのソフトだけでなく、Creative Cloudと連動したアプリを作るためにAPIの提供をしてほしい」という、開発者の声がきっかけで作られました。SDKは現在Creative Cloudと世界中の開発者を技術という手段でつなげる、大きな役割を担っています。

Adobe Creative SDK は主に3つの特徴があります。

  • 「ダウンロード」AdobeアセットブラウザUIのAPIなど。Creative Cloudと連動したアプリの中から、簡単にクラウド上のファイルを選択できるUI。
  • 「クリエイティブツール」:画像を編集するImage Editorや、多様な色選択の機能を提供するColor Toolなど。
  • 「アップロード」デスクトップ送信などのAPIなど。

ashAdobe Creative SDK テクニカル・エヴァンジェリスト Ash Ryan氏

Cacoo x Adobe Creative SDKの併用によるワークフロー改善

Cacooはヌーラボが提供している、ウェブブラウザでも使える描画ツールです。Cacooのプロダクトオーナーである平山は、イベント内で「CacooとAdobe Creative SDKの併用によるワークフロー改善」というテーマで、参加者に実際の併用方法のデモを見せながら解説しました。

Cacooは、AdobeアセットブラウザUIのAPIを利用することで、イラストレーターやフォトショップのファイルをPSDやAIファイルのまま、Cacooの図に画像として挿入することができます。

CacooとAdobeは、一見するとグラフィックス制作という部分で競合するような製品ですが、最終的な目的は大きく異なります。Adobe製品は、ハイレベルなグラフィックを作る、専門スキルを持ったプロフェッショナルユーザーが利用するツールです。Cacooは、プロフェッショナルなクリエイティブ制作にもももちろんお使いいただけますが、あくまでもチーム内でのコラボレーションを重視したツールであるため、誰もが直感的に、専門的な知識や技能がなくても簡単に図が作れる、という部分を強みにしています。こうした意味でもお互いに狙っている層が異なり、完全な競合とはならず補完関係を結ぶことができます。

平山は、そうした前提を述べた上で、AdobeとCacooを併用したワークフローについて、下記のようにコメントで締めくくりました。

「デザイナーがAdobe製品を使い精緻なグラフィックを作成する。それをクライアントやチームディレクターに共有する際にはCacooを使う。フィードバックを出す側は、専門的なデザインやツールの知識がなくてもCacooを使えば気軽に図として表現できる。これが、両方のツールを効率よく使うことで、可能なワーフクローだと思います」”

キーノートの詳しい内容は下記のスライドからご覧ください。

Cacoo HTML5 化への技術移行で実現すること

イベントでは、「Cacoo HTML5化に向けた動き」についてもご紹介しました。以前、こちらのブログでも発表したように、 現在CacooはFlashからHTML5へ移行作業を進めています。現段階では、基本的な描画機能と図の保存機能、SVG・PNGファイルの出力機能が完了しています。

HTML5化の実現とあわせて、Cacooのパフォーマンスを著しく向上させる対応も進めています。Cacooチームが想定している具体的な改善内容は、下記の通りです。

  • 「 図のデータの軽量化」(Flashに依存した専用形式のバイナリデータから、細分化された標準的なJSONデータフォーマットへ移行することで、データの読み書きで、必要な分のデータのみ取り扱えるようになる)
  • 「ローカルデータベースの活用」(編集中の図のデータはブラウザ内のローカルデータベースに一旦保持されてからサーバーのデータベースと同期されるようになる。そのため、初回の編集時以外は更新分のデータのみ取得すればよく編集開始されるまでの時間が大幅に短縮される。)
  • 「SVGによる描画」(SVGはもともとベクターの描画なので、Retinaディスプレイやモバイルディスプレイなど高解像度のディスプレイにも容易に対応出来る)

将来的には、ローカルデータベースの利用を推し進めて、オフライン編集機能を持ったデスクトップ版の提供も考えています。

リリーススケジュールは、2017年7月中のベータ版リリースを目標にして動いてます。将来的には、Cacooの編集画面のUIも刷新する予定や、オフライン機能の実装やタブレット版のローンチも予定しています。詳しい技術的な内容は、後日ブログにてお知らせいたしますので、お楽しみに!

hirayamaCacoo プロダクトオーナー 平山真氏

引き続き、CacooはAdobe社と連携して、お互いの強みを活かしながら、補完し合える関係を築いていきます。そして、AdobeとCacooの両方を使うユーザーのみなさんがより作業をしやすくなるような、機能をお届けできるように尽力します。CacooとAdobe社のコラボレーションに関する情報は、こちらのブログで随時お知らせいたしますので、定期的にチェックしてみてください:)

cacooxadobe_allご来場ありがとうございました!

イベントについて、ご感想やご要望がありましたら、Twitter(@cacooapp)か下記のコメント欄からお気軽にお問い合わせください。

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