DeepLearningからマイクロサービスの解説まで!大盛況の「GeeksWhoDrink#3」

SONY DSC(左:RENZO社マーケッターPascal Lange氏・中央:ヌーラボ代表橋本正徳・右:Renzo社代表Mark Gaensicke氏)

7月8日、ヌーラボ福岡オフィスでGeeksWhoDrinkを開催しました!GeeksWhoDrinkは、ヌーラボのサービスを使っているエンジニアやプログラマーに向けた技術に関する交流会イベントです。IT企業のエンジニアやデザイナーをゲストスピーカーに招いて、自社サービスで活用されている技術を解説する、キーノートスピーチも行っています。

今回は、辞書サービスを提供するウェブリオ社と福岡を拠点にソフトウェア開発するRENZO社をお招きし、「オンライン辞書サービス「weblio」における入力UIとAI」「Microservices in AWS」というテーマでお話していただきました。

画像認識を用いた言語検索に力を入れるWeblio

SONY DSC

登壇者はウェブリオ福岡支社のエンジニア、板倉由知さん。オンライン辞書サービス「weblio」の辞書の予測変換時のUI設計や、検索機能への人工知能の導入事例について解説してくださいました。weblioは現在668もの辞書を網羅的に検索できるようになっています。

weblioの検索UIは、ユーザーがいかに検索しやすくなるかを目的に設計されています。その前提条件として、ユーザーは”曖昧な言葉を調べたい”という状況に置かれていることを想定しています。スペースなどの不要な記号の入り込み・タイプミス・うろ覚えな検索語、などユーザーの検索シチュエーションを三つに分けて、検索の前処理をした上で、検索処理を行っています。

人工知能技術は、知らない外国語を検索する際の、手書き文字の認識に活用されています。例えば、タイ文字やハングルなど、筆記が難しい言葉が当てはまります。画面上に筆記したこれらの文字は、機械学習の一つ、畳み込みニューラルネットワークによって、それぞれの部首が解釈され、認識されているそうです。

DSC01625

次に登壇したのは、福岡を拠点にソフトウェアを開発するRENZO社のエンジニア Benjamin Scharbauさん。元はアンドロイドアプリケーションを開発していたそうですが、今年から社内でe-コマースアプリケーションを開発することが決まったそうです。

そうした背景があり、最近社内のクラウドホスティングサービスをDigitalOceanからAWSへと移行しました。その際に、マイクロサービスも使ったそうで、そこで得た知見を、図を用いて丁寧に解説してくださいました。

SONY DSC(マイクロサービスのアーキテクチャ図解)

キーノートスピーチ終了後、飛び入り参加者によるライトニングトークも開催されました!

カジュアルな雰囲気でネットワーキングも活発に

その後の交流会では、お酒を飲みながら技術について語り合う姿が見られました。

DSC01656会場内では名刺交換がされる場面も多数見られました。こんなグローバルな名刺交換も。

DSC01647キッズスペースもあるので、お子さんを連れてご来場されているお母さんもいました。

SONY DSC

ヌーラボニューヨーク支店からCMOの田端も帰国していたため、珍しくヌーラボファウンダーのスリーショットの写真も撮れました。(※お酒が入るとヌーラバーはいつもよりお茶目になります)

DSC01595一部上場企業からグローバルチームで編成されているスタートアップまで、多くの方々にご来場いただきました。雨のなか足を運んでいただいた皆さま、誠にありがとうございました。

GeeksWhoDrinkでは、自社のサービスで活用している技術を解説してくださるキーノートスピーカーを探しています。もしご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。また、次回の開催予定日は、随時Facebookイベントページでお伝えいたしますので、ぜひご確認ください!

 

 

より良いチームワークを生み出す

チームの創造力を高めるコラボレーションツール

製品をみる