サイゾーの原稿編集の現場で活躍するTypetalk–出版業にチャットツールをお勧めする理由とは?

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月刊誌「サイゾー」やウェブメディア「日刊サイゾー」「サイゾーウーマン」で有名な株式会社サイゾーでは、全社員の8割がTypetalkを業務に活用している。 編集部間の情報共有をはじめとして、ライターとの企画のやりとりや 原稿管理 にもTypetalkを活用する同社に、出版社がチャットツールを導入することのメリットをお伺いした。

左から:株式会社サイゾー メディア事業部 フロントエンドエンジニア ライオン秀明氏、編集部 伊藤祐樹氏

導入目的:編集部同士の情報共有やライターとの原稿管理にチャットツールを利用したい
課題:チャットツールの社内展開の強化に伴い、より安価で操作しやすいチャットツールを探していた
効果:Typetalkを導入したことでコストの削減に成功。シンプルな操作で編集部やライターも使いこなしている
業種:出版、メディア運営
規模:51名〜100名
(2017年5月時点で社員数53名)
導入チーム:編集チーム、開発チーム、営業チーム、雑誌チーム
利用しているヌーラボサービス:TypetalkBacklog

―――御社の事業内容をお聞かせください。

編集部 伊藤祐樹氏(以下、伊藤):株式会社サイゾーは、月刊誌「サイゾー」をはじめとした雑誌、書籍の制作、発行、発売を軸に、日刊サイゾーサイゾーウーマンなど10に及ぶデジタルメディアの企画、制作、運営を行なっています。

―――Typetalkを使っているチームについて教えてください。

メディア事業部 フロントエンドエンジニア ライオン秀明氏(以下ライオン):導入から7ヶ月が経ちましたが、現在は全社員の約8割がTypetalkを使っています。もっとも頻度が高いチームを順にあげると、開発チーム、編集チーム、営業チーム、雑誌チームというような順番になります。編集部によっては社外のメンバーを招待してやりとりに活用しています。

定型文が不要なので、相手の反応が早いのがチャットツールの利点

―――チャットツールを導入することになった経緯を教えてください。

伊藤:これまで社内でのコミュニケーションにはメールを主に使用していたのですが、今まで以上に潤滑なコミュニケーションを図るため、たとえばランチの誘いなどにも気軽に使用できるツールがほしいと考えており、導入することにしました。またメールだと定型文も必要になり、どうしてもどこか堅苦しくなってしまい、リアクションが帰ってくるまでのタイムラグも生じますからね。

―――Typetalk導入の決め手は何でしたか?

ライオン:コストパフォーマンスの高さが決め手でした。以前は、別のチャットツールを使っていたのですが、事業拡大に伴い利用する人数が増加したため、コスト面での継続利用が難しかったのです。そこで、メディア事業部では、先んじてBacklogを導入していたので、そちらとの連携も図れることもあり、Typetalkに決めました。

―――導入の効果はいかがですか?

伊藤:Typetalkのインターフェースはとてもシンプルなので、慣れ親しんでいないメンバーでも滞りなく利用ができています。とくに機能面で好評なのが、誰に何を返信したのかが一目でわかる「ライン返信機能」です。以前利用していたチャットツールにはなかった機能で、使い勝手が良いという声を耳にします。

サイゾーのオフィスは広々としたワンフロアだ。

―――部署ごとでTypetalkはどのように利用されていますか?

ライオン:開発チームと編集部で使い方が異なります。開発チームでは、主に営業部が獲得してきた新規の広告案件の確認などにTypetalkを活用しています。具体的には、提案された広告自体が技術的に組み込めることができるのかといったことを確認しています。

伊藤:編集部では、編集部同士の情報共有や、一部のライターとのやりとりにもTypetalkを活用しています。

―――トピック名はどのように分けていますか?

ライオン:合計42個のトピックが立っています。編集部では、運営しているウェブメディアごとにトピックを分けています。例えば、日刊サイゾーやサイゾーウーマンなどの芸能サイトや、TOCANAといったミステリー系のサイトなどです。さらに、編集部同士で話し合うトピックと外部のライターを招待したトピックでも分けています。

また開発チームでは、Backlogのプロジェクトと関連するようなトピックも作っています。

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編集部内での簡単な打ち合わせやライターと原稿を構成する上で生じるやりとりはTypetalk

―――編集部でのTypetalk活用の詳細について教えて下さい。

伊藤: Typetalkはオープンに情報が共有されるので、複数人の編集部員とコミュニケーションを取ることができ、お互いの仕事の状況、進行具合を把握できるところもいいですね。例えば、このネタは編集のAさんがライターのBさんにお願いしている、そのため編集のCさんはBさんに仕事をお願いせず、新しい記事はDさんに書いてもらうように手はずを整える、などといったように情報共有がされていることで、仕事の割り振りをスムーズに行えています。また、編集部間でも原稿ファイルの送付や使用する写真の提出などもTypetalkで行うこともあります

またライターさんすべてではありませんが、レギュラーで書いていただいている方たちは、Typetalkに招待しており、原稿作成上の修正点などを話し合うことも多いです。また簡単な打ち合わせにも使用しています。

―――TypetalkとBacklogの連携機能はどのように使われていますか?

ライオン:Typetalkのトピック内に、Backlog の課題キーを貼り付けて、課題の内容や進捗についてディスカッションするような使い方が一番多いです。TypetalkにBacklogの課題を貼り付けると、課題やコメントの内容がカード形式で展開されるのも便利です。

入り口には歴代の月刊誌サイゾーのなかで特に好評だった号が並べられている。

―――ありがとうございました。

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